旧田中銀行社屋・土蔵
日本遺産/建造物
旧田中銀行は明治30(1897)年に勝沼郵便電信局として建築され、大正9(1920)年に銀行類似会社山梨田中銀行となりました。その際、書類の保管施設としてレンガ蔵が建てられました。醸造用ブドウの大量買付けに出資するなど、ワインの増産体制を支えた会社の面影を残す貴重な建物です。世界恐慌の中で会社の経営を断念しましたが、第二次世界大戦中は住宅に改修され、皇族の北白川宮の関係者に避難先として利用されていました。
旧田中銀行博物館として一般公開されており、平成9(1997)年に国の有形文化財に登録されています。
- 住所
- 山梨県甲州市勝沼町勝沼3130−1
- Url
- HP
- カテゴリ
- 日本遺産/建造物
- オススメ
- 松木輝殷が建設した近代化遺産。明治30年代初め勝沼郵便電信局舎として建設された洋風建築です。大正9年に山梨田中銀行社屋として改修されました。
- 営業時間
- 9時~16時
- 定休日
- 4月~10月:月・火
11月~3月:月〜金
- 料金
- 見学無料
- アクセス
- バス:JR勝沼ぶどう郷駅から市営バス(ワインコース2)旧田中銀行前下車
車中央自動車道勝沼インターからR20を甲府方面へ「上岩崎・原」の交差点を右折「上町」交差点を左折